いつもお世話になっております。
この度、読売新聞朝刊にうりずんのことを紹介していただきました。

重い障害児を日中預かる事業を続ける
高橋 昭彦(たかはし あきひこ)さん (53)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=96970
宇都宮の北西、里山に囲まれたログハウス風の診療所。
一番奥の部屋に重度の障害児を日中預かる「うりずん」がある。
うりずんは、さわやかな初夏を表す沖縄の言葉。
子どもたちが日中の大部分を眺めて過ごす天井には、そんな季節の青い空、白い雲が一面に描かれている。
晴れた日には人工呼吸器をつけたまま、外で本物の風に吹かれることもできる。1対1で介護する職員の優しい手に囲まれているからだ。
「子ども自身が『来たい!』と思える施設にしたかった」と目を細める。
自治医大卒業後、へき地の診療経験から在宅医療を志した。
そこで出会ったのが、人工呼吸器をつけた重症児。昼夜問わずたんの吸引が必要で母親は疲弊しきっていた。
方々で一時預かりの重要性を訴えたが、ある時ふと思った。
「自分がやろう」
事業を始めて7年。地道な活動が評価され、先月、社会に貢献した人に
贈られるヘルシー・ソサエティ賞を受賞した。
認定NPO法人も取得。事業収入と寄付金などで運営できるよう目指す。
「民間診療所でも続けられる。
そんな姿を示すことで他の地域にも広がってくれれば」
(医療部 館林牧子)
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皆さま、読んでいただきありがとうございます。
取材にみえた館林さんにはいろんなお話を聴いていただきました。
在宅医療を始めたときのこと、勤務医ではできなかったこと、開業するきっかけとなったこと、ひばりクリニックの開業、そしてうりずんの取り組み。限られた紙面と写真で、しっかりとお伝えいただいたことに感謝いたします