
この学会には、社会活動委員会(杉本健郎委員長)という委員会があります。
そのイブニングセミナー「重症児(者)が社会で安全に快適にいきるために:
ショートステイ、レスパイト入院」で、
ひばりクリニックの取り組みをお話してきたのです。
セミナーでは、この分野に関心のある医師たちがたくさん集い、
会場は熱気に包まれました。思いがけない再会もありました

滋賀県で医師になってまだ間もないころ、同じ職場や研修先で
お世話になった先輩医師たちとの出会いでした。
10数年ぶりの再会を喜び合いました。

さて、翌朝は太宰府天満宮にお参りしてきました。

ここは学問の神様、菅原道真公がまつられてあるところです。
西鉄太宰府駅からそのまま参道になっています。

太宰府天満宮の参道(朝早いためまだ人が少ない・右手が松屋さん)
「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
という歌は、京都から大宰府に左遷されたときに詠んだものといわれています。

道真公は、亡き骸を人にひかせず、牛にひかせてとどめよと言い残しました。
その地が天満宮ご本殿の地といわれています。

梅ヶ枝餅(うめがえもち)です

小豆あんを薄い餅の生地でくるんで、道真公ゆかりの梅の刻印入った
鉄板で焼く焼餅です。
私は、参道入ってすぐ右手の松屋さんというお店でいただきました。

店先で昔ながらの手焼きを見ているうちに、3つもいただいてしまいました。
表面はぱりっとして中はとろっとした餅とあんこ、
うーん、これはいい。お店の方も話しておられましたが、
お土産にするより、焼きたてを現地で食べるのが一番美味しいです。

お参りして帰る頃は、境内や参道は、修学旅行、団体、家族連れなど
お客さんで一杯になっていました。
皆さん国内の人かなと思ったら、あちらこちらから中国語、韓国語が聞こえます。

よく聞くと、ガイドさんもいろんな言葉を話しておられました。
そうです、古来より大陸に近いこの地では、隣国との往来が盛んなのです。
その賑わいにちょっと嬉しくなりました。
心もお腹も満たされて、太宰府をあとにしました。


松屋さんの梅ヶ枝餅(うめがえもち)は昔ながらの手焼きである

店先でいただくとお茶のサービスがある

梅ヶ枝餅の焼きたては、表面は香ばしくて中はとろり。

境内にある大きな楠(くすのき)の青葉が美しい

参道にある鬼太郎商店
のどを鳴らしてのコメント ありがとうございました。ぜひ、太宰府天満宮お参りの節は、召し上がってみてください! きっと幸せな気分に浸れます。ごっくん!
なお、松屋さんの裏には由緒正しき日本庭園があり、無料で見ることができます。あわせてどうぞ。