畑も存続することができました。

連休中に「めかき」したじゃがいもの花が咲きました。


じゃがいもの花はきれいな紫色です
今年は、きたあかりと、メークインを植えています。

じゃがいもの植え付けは3月。5月4日に「めかき」をします。
種いもを植えたときに、1片の種いもから複数の芽が地表にでてくるのですが、
ときに1片の種いもから5本も6本も出てくることがあります。
それをそのままにしておくと、小さないもしかできないのです。
そのため、でてきた芽で丈夫そうなのを2−3本残して、残りを
取ります。これが「めかき」です。

めかきにはコツがあって、片手でしっかりと地中にある種いもを
抑えて、取る芽を別の手で根元からぶちっと引き抜くのです。
ちょっとかわいそうな気もしますが、そうしないと、めかきが不完全になってしまいます。
大きなじゃがいもにするためには、それなりの手をかける必要があるのです。

まあ、間引きに近いのですが、大根などの間引きとちがって、
もともと植えた種いもから出る芽を減らすだけで、
減らしたことで養分が他の芽たちにいきわたるのです(と納得します)。

こうして、3週間がたち、いま、じゃがいもの花が咲いています。
収穫が楽しみです。

太陽と水と土に感謝! おお、じゃがいもさんにも感謝

めかき前(1片の種いもから出た芽)
めかき後
めかき後のじゃがいも畑
めかき後3週間のじゃがいも(ぐんぐん伸びています!)
「めかき」について畑仲間に話したところ「いいの、いいの、やらなきゃ、ちっちゃいイモがいっぱい採れるんだから・・・」 長年、家庭菜園でジャガイモを作ってきたという、その女性の自信に満ちた力強い言葉に、気の小さい(笑)私は、圧倒され従順に従いました。
大きさをとるか、数をとるかってことですね。
来年は、メカキをして、味のいい大きなジャガイモに挑戦します。
ひばり畑の写真を見て、来年は我が方の、メカキ後のたくましくも、美しいイモの写真をお送りしようとムクムクと意欲が湧いてきました。
畑には、ミミズや、カエル、青虫や、アリなどの小さな生き物が共存していて、ガリバーの世界に迷い込んだような気持になれるのも、畑仕事の楽しみです。ミミズやカエルを手づかみにしたその手で、畑の菜っ葉やナスを食べる私を、周囲は冷ややかな目で見ていますが、水分補給にはもってこいです。
畑をやっていると、よその畑も気になって、つい目を留めてしまいます。畑の様子から丹精している人の気持ちが伝わってきます。
どこの家の作物も、災害や病害にあわず元気に育って、豊かな収穫が得られますよう願わずにはいられません。
畑仲間としてのコメントありがとうございました。
私も、畑の最中に、ミニトマトをほお張ったり、ほうれん草の葉っぱをそのままいただいたりします(無農薬ですけん、まあええでしょ →ゲゲゲの女房の影響か)。
今年はめかきはされなかったんですね。めかきしないと、小さなジャガイモがたくさんとれますが、めかきをしていても、収穫の際には、大きなものだけでなく小さなものもとれます。なかにはとんでもなく離れたところにでてくるものもあります。直径2−3cmくらいのちいさなものはおいておくと干からびてしまうので、すぐに洗ってゆでて、そのままいただきます。畑の後のおやつにいいですよ〜。
畑を始めると、よその畑も見てしまいますね。私はあまり丹精というほどはできず、いろんな方にお世話になっていますが、まあほどほどに手をかけると、それなりに畑は答えてくれるように思います。
今日はさやえんどうをゆでてマヨネーズをすこしつけていただきます。お元気で。