小児科学会と滝桜
2022年4月15日金曜日から郡山で開かれている第125回日本小児科学会学術集会に、ライブで参加してきました。15日は朝からフルタイムで医学生を連れて訪問診療、臨時の往診もあり、その後、車で郡山に到着したのは21時過ぎでした。16日はホテルから車で学会会場であるビッグパレットまで行き、午後は医療的ケア児のセッションを聴いていました。
その会場で、いつもお世話になっている新生児科医のT先生と、ライブでやっと会えたMさん、さらにO先生、A先生ともお会いできて小規模な会合となりましたが、そのとき、滝桜がすでに咲いていることを聞きました。
行きたい・・・
今回は自家用車という最大の武器がある。
これは行くしかない!
しかし、今回は小児科専門医の更新に必要な単位をしっかりとゲットするというミッションがありましたので、学会をさぼるわけにはいきません。
調べると、学会の会場から三春までは車で30分ほどでした。
そこで、最終日は早起きしてホテルの朝食はあきらめました。
朝食を食べられず、超ショック!
というわけでもなく(笑)、モーニングセミナーに出れば、朝の軽食にありつけます。モーニングセミナーの開始時間である8時までに学会会場に着けるとみて、決行することにしました。
早朝にもかかわらず係の人がいる
ホテルを5時30分に出発。滝桜までは、15キロ、約30分の行程です。
あちらこちらで、滝桜こっちという矢印があり、これは迷いようがない。
道々にきれいな桜がさいています。
まさかこの時間に来ている人が・・・いるいるいる。
駐車場には、たくさんの県外ナンバー車が駐車していました。
桜を観るのにお金を払ったのはたぶん人生初です。観桜料金は300円(中学生以下無料はさすが)。
料金所には、早朝にもかかわらず係の人がスタンバイ。非接触での支払いもできます。
道路をくぐるための地下道を通るが、なぜか紫色の明かりがついていて、
遊園地のアトラクションを連想してしまいそう。
地下道を過ぎて、しばらく歩く。お店も準備をしているところがあります。
大きな看板があり、国天然記念物の指定を受けて、100周年のめでたい年であります。
さらに進むと、菜の花畑の先に、お目当ての滝桜。
すでに周回の観桜通路にはたくさんの人が集まっています。
日本三大桜だそうです。大きなしだれ桜です。
外気温は0度で観桜通路には霜がおりています。
あとは何もいうことはありません。。
ゆっくりとみて、お土産にゆべしを買って1時間で、現地を出発して、モーニングセミナーにも間に合いました。
桜を観るには、場所とタイミングが必要です。例えば、弘前城の桜は、ちょうど4月20日ごろに今年は咲いたようです。その時に現地に行かないと直接は観ることができません。
今回は、たまたま近くに行く用事があったこと、
その時、桜が咲いていたこと、そして車があり、早起きする体力があったことから、
一生に一度はと思っていた桜を観ることができました。