2014年01月27日

障がい者グループホームでの看取り

ご無沙汰いたしております。今年もよろしくお願い申し上げます。

先日、お年寄りのMさんが亡くなられました。
Mさんは独身の障がい者でした。

暮らしの場である障がい者のグループホームでは、みんなと一緒に外食することができました。Mさんは自分で食べることはできないのですが、皆さんと同じお膳をスタッフがひたすらキッチンばさみで細かくして、しっかり召し上がられました。

そのお話を伺って、この方は皆さんに大切にされていると思いました。
障がい者のグループホームでは、日中に別のデイサービスを使うことが
できるので、お風呂目的にデイサービスも使われていました。


Mさんの在宅医療を開始するときに、親戚、ケアマネジャーさんと相談員、そして関係するスタッフの皆さんを交えて話し合いを開きました。最期はどうされますかという問いに、県外からこられた親戚の方は、ここで最期まで過ごしたいと希望されました。

グループホームのスタッフも、私たちも、それがご本人にとって一番いいだろうと考え、方向性が決まりました。
そのため、何かあったとき、まず訪問看護ステーションに連絡をすれば必ず医師に連絡がつき、看取りの往診ができること。救急車は呼ばないことを決まり事として共有しました。続きを読む
posted by 管理人 at 19:41 | Comment(2) | 障がい